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桜が開花した後の手入れ:健康な木を育てるためのポイントと注意点

桜

春になると咲き誇る桜の花。熊本の桜はすっかり散りましたが、開花後のケアってとっても大切なんです。

今回は、桜が開花した後に行いたいお手入れの方法とポイント、注意点について、わかりやすくご紹介します。

しっかりお手入れをして、来年の春も美しい花を咲かせましょう!

なぜ開花後の手入れが大切なの?

桜

桜は、花を咲かせるのにたくさんのエネルギーを消費しています。そのため、開花後はしっかりと栄養補給や整枝をしてあげないと、木が弱ってしまったり、翌年の花付きが悪くなったりすることがあるのです。

また、開花後、夏を迎えると害虫や病気も発生しやすくなるので、予防も含めたケアが欠かせません。

桜の開花後にやるべき手入れ

桜

ここからは、家庭でもできる開花後の桜のお手入れを紹介します。

花がら摘み(はながらつみ)

見た目も美しく、病気予防にも効果的!

しぼんだ花がそのまま残っていると、見た目が悪いだけでなく、病気の原因にもなります。花がら摘みを行い、すっきりさせましょう。

【ポイント】

・手で優しく取り除く。
・高い位置にある花は、長い柄のハサミや脚立を使って無理のない範囲で摘む

剪定(せんてい)

不要な枝を整えて、健康な成長をサポート!

桜の開花後は、枝の整理や風通しの確保に最適な時期です。

【ポイント】

・枯れ枝や細すぎる枝、混み合っている枝を剪定する。
・内側に向かって伸びている枝も整理して、日当たり、風通しを良くする。
・太い枝は、切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗って病気を予防する。

※ ただし、剪定のやりすぎはストレスになるので、あくまで「軽く整える」程度にしましょう。

肥料(お礼肥)

花後の栄養補給で来年の花付きUP!

桜は花を咲かせたあと、栄養をしっかり補給してあげることで、次の年も元気に咲いてくれます。4月下旬〜5月上旬に施肥するのがベストタイミング。

【ポイント】

・有機肥料や緩効性化成肥料がおすすめ。
・幹の周りに円状にまいて、軽く土と混ぜる。

害虫対策

早めの対策が木を守るカギ!

桜は害虫の被害を受けやすい木でもあります。特に、開花後はアブラムシやケムシなどが発生しやすい時期なので注意しましょう。葉が縮れていたり、粘つきがある場合はアブラムシの可能性があります。

【ポイント】

・見つけ次第、園芸用の殺虫剤や木酢液を散布。
・落ち葉やゴミはこまめに掃除して、害虫の住処を減らす。

病気予防

剪定&薬剤でリスクを減らす!

うどんこ病や斑点病など、春〜初夏は病気の発生も増えてきます。

【ポイント】

・剪定で風通しを良くして、湿気をためない
・必要に応じて、殺菌剤を散布。
・すでに病気の葉や枝がある場合は、早めに取り除く。

桜の種類別ワンポイントアドバイス

ソメイヨシノ

桜

成長が早く、枝が混みやすいので風通しをよくしましょう。毎年軽い剪定とお礼肥を忘れずに。

八重桜

桜

花が重いため、枝が垂れやすい桜です。支柱や剪定でバランスを整えると◎。

山桜

桜

自然樹形を楽しみたいなら、剪定は最小限でOK。病害虫にやや強めですが、早期発見・早期対処が大切です。

桜の手入れをする時の注意点

桜

剪定しすぎに注意!

枝を切りすぎると、木に大きな負担をかけてしまいます。翌年の花芽がつかなくなることもあるので注意しましょう。

高所作業は無理をしない

脚立を使うときは必ず安全を確保して。無理せず、業者さんにお願いするのも一つの手です。

【ポイント】

・殺虫・殺菌剤の使用は天気と時間帯を選ぶ
・風がない日、日差しが強すぎない時間帯(朝か夕方)に散布する。

以上を守りましょう!

まとめ

桜が開花した後の手入れは、

・花がら摘みで見た目と衛生を保つ
・軽めの剪定で枝の整理と風通し確保
・お礼肥で栄養補給して来年に備える
・害虫・病気の予防も忘れずに

が大切です。

手間はかかるかもしれませんが、丁寧にお世話すればするほど、桜は応えてくれます。

来年もきれいな花を咲かせてくれるように、今のうちにしっかりケアしてあげましょう!

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