こんにちは!熊本の外構・エクステリアのgranksです☆
梅雨の風物詩といえば、やっぱりアジサイですよね。
ふわっと咲く丸い姿と、パステルカラーのしっとりとした雰囲気が魅力のアジサイ。梅雨の時期でも生き生きした花姿を見せてくれます。
でも、「庭にアジサイを植えてみたいけど、どう育てたらいいの?」「手入れって難しいのかな?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、庭でアジサイを育てる際のポイントや手入れのコツ、注意点などをわかりやすく解説します!
アジサイの基本情報
まずはアジサイの特徴を知っておきましょう。
・開花時期:6月〜7月(品種によって異なる)
・主な品種:ホンアジサイ、ガクアジサイ、アナベル、西洋アジサイなど
・花の色:青・紫・ピンク・白など(※土の酸度によって変わる)
・好む環境:半日陰で湿り気のある土壌
庭でアジサイを育てるメリット
アジサイは比較的丈夫で、育てやすい花木のひとつです。庭でアジサイを育てるメリットは以下のとおり。
雰囲気が華やかになる
開花時はボリュームがあり、雨の日でも庭を華やかにしてくれます。
日陰でも育つ
北側の庭や建物の陰など、日陰でも育ちます。
管理がしやすい
剪定次第でコンパクトに管理できるます。
病害虫に強い
虫がつきにくく、病気に強いので初心者でも挑戦しやすいでしょう。
アジサイ栽培のポイント
植えつけのタイミングと場所選び
植えつけ時期:3月~4月、または10月ごろがベスト。
植える場所:直射日光を避けた半日陰が理想です。風通しのよい場所に植えると病気予防にもなります。
土づくりと花色の関係
アジサイは**土のpH(酸性・アルカリ性)**によって花の色が変わります。
⇨酸性土壌:青系
⇨アルカリ性土壌:赤〜ピンク系の花
道端などで見かけるアジサイに青系が多いのは、もともと日本の土壌が酸性傾向であることや雨が影響しています。
赤系にするには、苦土石灰(アルカリ性)やピートモス(酸性)を使うとよいでしょう。
水やりと肥料
アジサイは湿気を好む植物です。地植えなら、乾燥しがちな夏場を中心にしっかり水を与えましょう。
鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりとあげてください。
肥料は3月(芽吹き前)と6月(開花後)に緩効性肥料を与えるのがおすすめです。
手入れのタイミングと方法
剪定のコツ
剪定のベストタイミングは花が終わった直後(7月中旬〜8月上旬)です。翌年の花芽は夏に形成されるため、遅い剪定はNG。
切る時は、花から2~3節下でカットしましょう。
古くなった枝や混み合った枝は根元から切ってください。
冬越し対策
地植えの場合、特別な対策は不要です。ただし寒冷地では株元に腐葉土やわらをかぶせて防寒しましょう。鉢植えは寒風の当たらない場所に移動させてください。
よくあるトラブルと注意点
花が咲かない
原因:剪定時期が遅い、日当たり不足、肥料不足など
対策:正しい時期の剪定と、元気な芽を残すことを意識しましょう。
葉が黄色くなる
原因:水のやりすぎ、栄養不足、根詰まり(鉢植え)
対策:排水性を高める、適度な施肥を心がける
害虫・病気
原因:主にアブラムシ、うどんこ病、斑点病など
対策:発生時は、早めに葉を取り除くか、植物に優しい薬剤で対処を。
まとめ:正しくお手入すれば、毎年楽しめる!
アジサイはちょっとしたコツを押さえれば、毎年美しく花を咲かせてくれます。
ポイントは以下のとおり!
・半日陰で風通しの良い場所に植える
・花後すぐに剪定をする
・土のpHで花の色を楽しむ
・適度な水やりと肥料で元気な株を育てる
毎年、梅雨の季節が楽しみになるような、あなただけのアジサイガーデンをぜひ作ってみてくださいね!