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雪が降っても大丈夫!冬のお庭を彩る花と育て方のコツ

冬のガーデニング

こんにちは!熊本のエクステリア・樹木のアドバイザー、山口栄治(やまぐち・えいじ)です^^

木枯らしが吹き始め、冬の訪れを感じる今日この頃。お庭の紅葉もすっかり落ち、寒々とした雰囲気が漂っているのではないでしょうか。でも、冬の間も花や樹木でお庭を賑やかにしたいですよね。

冬は花の少ない季節ですが、寒さに強い種類もあるんですよ。今回は、寒い時期でも楽しめる花や樹木について、種類やお手入れの方法を紹介します!

記事の最後では冬ならではの疑問についても答えますので、冬の庭を華やかにしたい!と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

冬でもお庭で楽しめる花

樹木も休眠期に入る冬のお庭は、寂しい雰囲気になりがち。そんな冬のお庭を明るくする花を紹介します!どの花も丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者さんにもおすすめですよ。

葉ボタン…開花時期11~3月

葉ボタン

ケールやキャベツを品種改良して生まれた葉ボタン。冬の寄せ植えの定番として広い地域で親しまれています。色のバリエーションも豊富なので、洋風のアレンジとしても活躍しますよ。

▶育て方のコツ

葉ボタンは、水はけのよい肥沃な土を好みます。本格的に寒くなる前に植え付け、十分に根張らせておくことが大切です。

パンジー・ビオラ…開花時期11~6月

パンジー

スミレ科の耐寒性の一年草または宿根草であるパンジーやビオラは、秋から春まで長期に渡って楽しめる花です。愛らしい可憐な姿は、玄関先などにぴったり。さらに病害虫にも強いので、初心者でも育てやすい花ですよ。

▶育て方のコツ

秋に植え付けると、冬のいい頃合いにこんもりと程よい大きさの花を咲かせます。その後は寒さで成長が鈍くなるため、冬が終わるまで咲き続けます。なので、早めに植え付けましょう。

ガーデンシクラメン…開花時期10~5月

ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、ガーデニングブームに合わせて生まれたシクラメンの苗です。耐寒性に優れ、冬の間中ずっと花を咲かせてくれます。色も、白やピンク、赤などがあり、最近は八重咲きの高級感のあるガーデンシクラメンも。贈り物にもおすすめです。

▶育て方のコツ

凍らない限り多少のあられや雪にも耐えますが、本格的な寒さが来てから苗を植えつけると根の張りが悪くなるため、生育が悪くなり花も少なくなってしまいます。庭植えの場合は、根鉢がすっぽり入る大きさと深さの植え穴を掘って植えつけましょう。鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい土の中に植え付けてください。

デイジー…開花時期12~5月

デイジー

コロンと丸い姿が可愛らしいデージーは、とても丈夫で育てやすい冬の花。手入れさえしっかりすれば、冬からまで楽しむことができます。和名はヒナギクとも呼ばれており、昔から日本人に親しまれている花です。

▶育て方のコツ

生育が旺盛なので水切れを起こさないように注意しましょう。乾燥に弱いので、冬場でも晴天が続く時は3~4日に1回は水やりを。開花中は月に2~3回の頻度で薄めた液体肥料を与えると長持ちします。

マーガレット…開花時期10~6月

マーガレット

清楚な花を咲かせるマーガレットは、白をはじめ赤や黄、ピンクなどの花のバリエーションが豊富で、形も一重・丁字・八重・ポンポンなど変化に富んでいます。鉢植え・庭植え・切り花どれにも向いているので、色々な場面で楽しむことができますよ。

▶育て方のコツ

高温多湿に弱く乾燥を好むので、水はけの良い土を選びましょう。雨や雪にも注意。開花中は月に2~3回、液肥か緩効性の化成肥料を与えると長持ちします。

冬のお庭作りについてよくある質問

霜が降りた葉ボタン

冬は日照時間が短く、朝は霜が降りたり夜は雪が降ったりします。植物にとっては過酷な環境のように思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

寒さが厳しい日が続いたり雪が降ったりしても育つの?

冬に咲く花は耐寒性があるので、少し雪が積もるくらい寒くても、枯れることはありません。しかし、積雪が何日も続くなど極端に寒い場合は、鉢を軒下やカーポートなどに移動させ、守ってあげましょう。地植えの場合はシートなどで覆ってください。

また、昼間は日光がよく当たる場所に移動させましょう。室内で管理する花も窓越しなどに置き、十分に日光浴をさせてあげてください。

不織布シート

冬の花の寒さ対策としておすすめのアイテムは、不織布でできたベタシートです。冬に使用することで以下のメリットがあります。

・霜を避ける
・寒風から守る
・適度に風通しが良いので蒸れない
・透光性に優れているので日光を遮らない

花を雪や霜、寒風から守りつつ、生育に必要な日光や風通しの良さはしっかりと保ってくれる優れモノなんですよ。

冬の間、水はどの程度あげればいいの?

冬の花は、夏ほど水を必要としません。週に1回~2回ほど、暖かい昼頃に鉢の底から水が出るくらいの量を与えましょう。夕方以降の水やりは、夜間の冷えで凍る可能性があるため、なるべく避けてください。

基本的に水やりは、土が乾いている状態のときに行います。雨の日や、晴れていても土が湿っている場合はあげなくても大丈夫。湿り具合を都度確認し、あげすぎないことが大切です!

まとめ

ガーデニングを楽しむ女性

冬のお庭はどうしても雰囲気が暗くなりがちですが、耐寒性の強い花を植えることで、華やかにすることができます。今回紹介した冬の花はどれも育てやすいので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。

ただし、極端に寒い場合や雪が何日も続く場合は軒下に移動させたり、ベタシートを被せたりして、守ってあげてくださいね。

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