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お正月の【門松】とか【しめ飾り】の意味とか飾り方、処分まで

新年、明けましておめでとうございます!
令和3年、本年も相変わらずのご指導、ご鞭撻、
そしてお引き立てのほどを(笑)よろしくお願い申し上げます。

お正月になると玄関や門まわりに飾る「門松」や「しめ飾り」
飾るお家も飾らないお家も、
今さら聞けないその意味とか飾り方なんかを確認してみましょう!
(すでに三が日も過ぎてはいますけども…)

まずは【門松】

お正月飾りのイメージとして大きいものなら、やっぱり「門松」でしょうか。
都市部では、なかなか戸建のお家でも見かけることは少なくなりました。

門松は年神さまをお家に招くための目印。
年神さまはお正月にやってきて、その年一年の家内安全や五穀豊穣をお祈りします。
大掃除は、清潔なお家に年神さまをお招きするために行う準備だとされています。

門松の起源は平安時代に遡ります。
その時代の貴族が小さな松の木を引き抜く遊びをしていて、それを持ち帰って飾ったことが始まりだと言われています。

なので本来的には、もともと「松飾り」と言って松の枝で作っていました。
・なんで「竹」なのに、かど「松」なんだろう?
というのは、そのためなんですね。

「松」は生命力の象徴、「竹」も生長が早く長寿や繁栄を意味します。

【しめ飾り】はどうだろう?

【しめ飾り】は神社のしめ縄と同様で「神域と現世を隔てる結界」という意味があります。
そこに「縁起物」を飾り付けたもの。

その起源は飛鳥時代へと遡ります。
「しめ飾り」を飾ることで、そのお家を神聖な場所として年神さまが安心して降臨され
お正月の間、滞在していただけるようにします。

その縁起物の内容ですが、地方などによって様々ですが

・橙(だいだい)の実、ユズリハの葉
それぞれ子孫繁栄を意味しています。

・ウラジロの葉
「ウラジロ」は清めの意味の「白」の葉を持ち、「裏表のない清廉潔白」
葉付が左右対称で「夫婦円満」を表します。

・紙垂(しで)
しめ縄についてる紅白のあれ、「和紙」のことです。
これにも「結界」の意味があり、垂れ下がることから「豊作」の願掛けでもあります。

ちなみに扇も「末広がり」の縁起物です^^

【鏡餅】と【鏡開き】

【鏡餅】は年神さまへのお供え物です。
一粒一粒に霊力が宿ったお米をさらに固めてつくる「お餅」は強い霊力ある神聖な食べ物と考えられました。
そうです、昔は「お餅」は神聖な食べ物とされていました。

お正月が終わり年神さまをお見送りした後にするのが【鏡開き】
鏡餅をお下げして、神様の力を分けてもらい食べるのが「鏡開き」なんです^^

飾る日と片付ける日

飾りつけは12/28が末広がりの連想から縁起が良い、とされています。
「二重苦」を連想させる29日や「一夜飾り」と言われる31日はふさわしくありません。

また片付けるのは、大体が1/7までとされているようです。
もともとは「松の内」と言って、15日が基本形だったのですが(理由は割愛しちゃいます)
今では概ね1/7の地域が多いです。中には15日というところもあるでしょう。
その後は自宅にて保管→神社さんの「どんど焼き」(お焚き上げ)で処分という流れになります。

今回の記事は、ぜひ来年の参考にしてくださいね!(笑)

 

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