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土壌改良材でいい土壌に!

植物を育てる際に重要になってくるのが土壌の状態です。施肥や剪定などの管理を適切に行っていたとしても土壌の状態が悪いと植物は弱ってしまいます。

植物を健康を保つためにいい土を作ることはとても大切です。

 

いい土の条件

保水性、保肥性のある土

植物にとって水分や養分はとても大事です。植物に必要な水分を常に保持でき、肥料成分を蓄え根がスムーズに吸収できるような土がよい土です。

 

排水性、通気性がいい土

水はけが悪いと根が呼吸阻害を起こし枯れてしまいます。水が溜まらずに抜ける土は排水性、通気性のよい土です。

 

有機物が豊富である土

有機物自体は肥料成分としての働きは期待できませんが水分や養分を蓄えたり微生物の活動を盛んにするなど植物にとって様々な有益な作用があります。

 

適切な酸度がある土

植物によって酸性やアルカリ性を好む種類があります。大部分の植物はpH5~7程度の弱酸性を好みます。

酸性やアルカリ性に偏っていると養分が吸収しにくくなり生育が悪くなります。

 

土壌改良材とは

土壌改良材とは、土壌の質を変えるために使用する資材のことです。肥料と異なる点は、肥料は簡単にいうと植物に必要な栄養を補うを目的としているのに対して

土壌改良材は栄養のほかに通気性、保水性の改善や微生物の増やしたり土壌そのものを改善するという目的があります。

土壌改良材の中で代表的なのが「堆肥」ですが堆肥は大きくわけて植物性堆肥と動物性堆肥があります。

原料によって特徴があり、目的に合わせて使用するようにしましょう。

そこでいくつかの代表的な堆肥を紹介したいと思います。

 

植物性堆肥

バーク堆肥

樹皮(バーク)を発酵させたものです。多孔質で水分保持力が高いので保水性、肥料もちに優れています。

腐葉土

落ち葉を長時間発酵させたものです。肥料効果はあまりありませんが、通気性と排水性を高めます。

もみ殻燻炭

もみ殻を蒸し焼きにしたもので、土の通気性を良くする効果があります。アルカリ性のため土の酸度調整に使用可能です。

 

動物性堆肥

肥料分が多く、窒素・リン酸・カリウムの三要素を豊富に含んでいることが特徴です。

牛糞堆肥

牛糞を発酵させたものです。鶏糞や豚糞よりも肥料分は少ないですが、長く穏やかに効きます。繊維質も多く、土をフカフカにする効果も期待できます。

豚糞堆肥

豚の糞を発酵させたものです。肥料分は多めですが繊維分はやや少なめです。肥効は牛糞と鶏糞の中間程度です。

発酵鶏糞

鶏の糞を発酵させたものです。繊維質は少ないですが肥料分が化成肥料と同等くらいに多くなります。そのため、使用量が多いと育成障害を起こすので注意が必要です。

 

土壌改良材は基本的には土に混ぜ込んで使用することが多いです。

土の状態にもよりますが1平米あたり2~3㎏が目安とされています。植物が元気に育つ環境を整える土壌改良材は必要不可欠といえるでしょう。

それぞれの特徴を生かして豊かな土作りを目指しましょう。

 

 

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