こんにちは！熊本で外構・エクステリアのgranksです。

寒さが一段と増してきましたね。

冬になると庭仕事はお休み……なんて思っていませんか？

実は、冬こそ庭の手入れが大事な季節なんです。

「でも、何から始めればいいの？」「寒いし、植えるものもないし…やることあるの？」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は初心者でもできる冬の庭の手入れ方法を、熊本の気候に合わせてわかりやすくご紹介します！

冬の庭の手入れが大事な理由

冬は植物が休眠期に入る時期。見た目は静かですが、この時期にきちんと手入れをしておくと…

・春に元気な芽が出る
・病害虫を予防できる
・庭全体がすっきり整う

といったうれしい効果があるんです。

熊本は冬でもそこまで極端に冷え込まない地域なので、ちょっとしたお手入れで春の庭づくりがぐんと楽になりますよ。

まずは「落ち葉・枯れ葉」のお掃除から

冬の庭で一番最初にすることは、掃除です。

落ち葉や枯れた枝をそのままにしておくと…

・雨で湿ってカビや害虫の温床になる
・土の通気性が悪くなる
・花壇が荒れて見える

と、いいことがありません！

ほうきや熊手で落ち葉を集めて、きれいに掃除してあげるだけで、庭の印象もぐっと明るくなります。

落ち葉は一部、土にすき込んで「堆肥」として活用するのもおすすめです。栄養たっぷりの土づくりができますよ。

冬の剪定（せんてい）で春をラクに

冬の庭の大事な仕事のひとつが「剪定」。

落葉樹（冬に葉が落ちる木）はこの時期に枝の形が見えやすいので、剪定にぴったりのタイミングなんです。

剪定するメリット

・枝の込み合いを減らして風通しがよくなる
・春に元気な新芽が伸びやすくなる
・木の形が整う

特にバラやアジサイ、モミジなどは、冬の剪定で来年の開花にも大きく影響します。

枝の整理をするだけで、春が見違えるほど華やかになりますよ。

土づくりは冬がベストシーズン！

「春になったら花を植えたい！」という方もいるのではないでしょうか。

そのために、冬にやっておきたいのが「土づくり」です。

冬の土づくりのポイント

・スコップで土を掘り返して空気を含ませる（ふかふかに！）
・堆肥や腐葉土を混ぜ込む
・石やゴミを取り除いておく

熊本は冬でも土が凍ることは少ないので、この時期にしっかり土を育てておくと、春の苗植えがスムーズになります。

ふかふかの土は、植物の根っこがしっかり張る土壌のカギなんです！

霜対策・防寒対策も忘れずに

熊本の冬は冷え込みはあるものの、関東や東北ほどではありません。

それでも、霜や寒風は植物にとって大敵です。

簡単にできる防寒対策

・鉢植えは軒下や玄関先など暖かい場所へ移動
・花壇は「防寒マルチング」で霜対策（ワラやバークチップを敷くと効果的！）
・苗木には不織布やビニールで覆いをかける

特に寒さに弱いハーブや草花は、ちょっとした防寒で元気に冬を越せますよ。

冬は外構メンテナンスの季節

冬は成長が止まるぶん、庭の構造や外構のチェックにも最適な時期です。

こんなところを見てみましょう！

・フェンスや門扉のサビ・劣化
・ウッドデッキのひび割れ
・カーポートの汚れや破損
・アプローチのタイルの浮き・割れ

外構やエクステリアは、毎日のように風雨にさらされている場所。

冬のうちにメンテナンスしておけば、春のリフォーム費用も抑えられることがあります。

冬でも楽しめる「植栽」もある！

「冬は植えるものがない」と思われがちですが、冬でも楽しめる植物は意外とたくさんあります。

冬のおすすめ植栽

・ビオラ・パンジー（冬の定番！）
・ガーデンシクラメン（玄関先を華やかに）
・ハボタン（冬の花壇のアクセントに）

熊本の冬は比較的温暖なので、こうした冬の花も長く楽しめます。

花を少し植えるだけで、冬の庭が一気に明るくなりますよ。

冬の手入れで、春の庭をもっと楽しもう！

冬の庭の手入れは、最初の一歩さえ踏み出せば意外と簡単。

落ち葉を掃き、剪定して、土を育てるだけで、春には見違えるような景色が待っています。

熊本の冬は寒すぎないからこそ、ちょっとしたお手入れで春が何倍も楽しくなる季節です。

冬を「何もできない時期」ではなく、「春への準備期間」として活用してみませんか？

「冬の庭、何をしたらいいかわからない」という方は、ぜひ今回ご紹介したポイントから始めてみてくださいね！