南国風の樹木の代表ともいえるココスヤシ。
1本あるだけでお庭の雰囲気をリゾート風にしてくれます。
ココスヤシは生長すると5m~10mにもなりますがヤシ科の中で比較的小ぶりな方なのです。
ヤシは大きいものだと30mを超えるものもあるんです!
生長も緩やかで年に5㎝~10㎝程しか伸びないので小さい苗からだとココスヤシの特徴的な形になるまでには少し時間がかかります。
シンボルツリーにされる場合はある程度大きくなったものをお勧めします。
ヤシの木と言えばココヤシが一般的ですがココヤシは寒さに弱いので日本の気候で育てるのは難しいと言われています。
一方、ココスヤシは耐寒性に強く-7℃ほどまで耐えることができるので日本の環境でも育ち、お庭のシンボルツリーとして近年、人気急上昇中なんです。
台風や潮風にも強いので海の近くの植栽も可能です。
しかし一方で鉢植えの場合は耐寒性が少し低くなり0℃ほどが耐えられないので夏の間、屋外で育てていたココスヤシも
冬の間は暖かいお部屋などに移動するようにしましょう。
そしてヤシと言えばココナッツを思い浮かべると思いますがココスヤシの実はココナッツとは違い直径2㎝程でとても小さいのです。
食べることはできますが皮が硬めで繊維が多いので食べるというよりは果汁を吸うような感じでしょう。
味はマンゴーに似ているそうです。
【ココスヤシの育てる際気を付けたいこと・コツ】
●耐寒性はありますが植え付けてからしっかりと根が張る2年くらいは冬越の際、マルチングや幹に布を巻くなど防寒をしたほうが
よいでしょう。
●ココスヤシのように葉先が尖った種類の植物は、葉先が枯れることがよくあります。
葉先まで水が行き渡っていなく水不足で乾燥してなる場合があります。葉先部分を斜めに剪定することによって枯れた部分が目立たなくなります。
●ココスヤシは基本的に耐暑性、耐寒性に優れた強い植物ですが、1番生育が活発な夏に緩効性の肥料を与えることによって、冬の寒さを耐える栄養を
付けさせることができるでしょう。
ココスヤシの花言葉は「勝利」「成功」です。とても縁起のいい花言葉ですよね(^^)!
贈り物にされてもとても喜ばれる観葉植物のひとつでしょう。
鉢植えでも地植えでもココスヤシを置くだけでお部屋やお庭が一気にオシャレになること間違えなしです♪
是非シンボルツリーにココスヤシを選んでみてはいかかですか?