こんにちは!熊本のエクステリア・外構工事のグランクスです^^
寒さが一層増した今日この頃。お部屋にこもってぬくぬくと過ごしているという人も多いことでしょう。
お庭の手入れも行き届かず、気付いたら枯れ葉が散らかってしまい殺風景な雰囲気に…こんなことになってはいませんか?
今回は、常緑樹と落葉樹の冬場のお手入れ方法について解説します。
春には生き生きとした新芽や葉を咲かせてくれるよう、この時期は入念にお手入れをしてあげましょう!
常緑樹と落葉樹の違い
常緑樹とは
常緑樹とは書いて字のごとく、季節にかかわらず一年中緑色の葉をつける樹木のことです。常緑樹は、マツのように葉が細長い「常緑針葉樹」とサザンカのように葉が広い「常緑広葉樹」の2つの種類に分かれています。
常緑樹は一年を通して青々とした葉を茂らせるので、お庭の景観を美しく整えてくれます。閑散とした雰囲気の冬場でも新鮮な空間を作ってくれますので、庭木やシンボルツリーとしてもおすすめの樹木です。
落葉樹とは
一方落葉樹は、秋になると葉が枯れて落ち、春になるとまた新しい葉をつける樹木のことです。代表的な落葉樹には、桜やイチョウなどがあります。
落葉樹は秋になると枯れた葉を落とすため、掃除に手間がかかりますが、緑色の葉が黄色や赤色に移り変わる様は風情があり、私たちの目を楽しませてくれます。また、日差しの強い夏は茂らせた葉で木陰を作ってくれますし、枝だけになる冬は日差しを取り込んでくれるといったメリットもあります。
常緑樹の冬場のお手入れ
常緑樹は葉に栄養分を蓄えて冬を越すので、冬に大規模な剪定を行うと栄養が不足し、冬を越せなくなってしまいます。そればかりか葉の数が大幅に減り、春に芽吹くこともできなくなってしまいます。
ただし、伸びすぎた枝がある場合は、枝を根元ではなく途中の部分から切り落とす切り戻し剪定で整えてあげます。軽い剪定であれば問題ありません。
常緑樹の剪定に適した時期は、春・初夏・秋の終わり頃です。寒い地域であれは早めに、暖かい地域であれば少し遅めに行うと良いでしょう。
また苗木の場合は、ワラや寒冷紗など通気性のある素材で覆う「冬囲い」で、寒さ対策を行います。特にレモンやライムは寒さに弱いので、しっかりと冬囲いしてあげましょう。
落葉樹の冬場のお手入れ
落葉樹は冬が来ると、休眠に入ります。よって剪定に適している時期は、葉が全て落ち切っている秋の終わりから冬の終わり頃です。落葉樹の場合は木の幹に栄養が蓄えられているため、多少太い枝を切っても問題ありません。ただし落葉樹の中には休眠期が短い樹木もあるので、時期に応じて早めに対処しましょう。
寒肥で春以降の成長を助ける!
常緑樹・落葉樹ともにこの時期は、春の芽吹きに向け肥料を与えておくことをおすすめします。冬場に肥料を与えることを「寒肥」といい、花や実などの付きや樹全体の成長を促すほか、病気や虫にも強くする働きがあります。
寒肥の適した時期は地域によって若干異なりますが、1月~2月です。与える際のポイントは肥料が直接根に触れないよう、先端付近に施肥することです。幹の近くにまいてもほとんど意味がありません。根の先端は枝先の真下ほどまで伸びるといわれているので、そこを目安に与えます。
寒肥に使用する肥料は大別すると、「有機肥料」と「化学肥料」があります。効果や与え方はそれぞれ異なっているので、樹木に応じて使い分けると良いでしょう。
まとめ
樹木の性質は、植えられている環境によって変化することがあります。例えば、桜の開花時期は地域によって大きく異なっており、最大でひと月以上もの差が生じています。とはいえ、南国でも冬の山間部は気温が下がり、雪が降ることもあります。
樹木のお手入れをする際は、樹木の基本的な性質に加え、土の状態・気温・湿度なども考慮した上で行うことを心がけましょう。常緑樹と落葉樹では剪定に適した時期も異なります。
樹木の手入れ方法や適した時期が分からない場合は、熊本のエクステリア・お庭作りのグランクスまでお気軽にご相談ください^^庭木のプロが懇切丁寧にサポートいたします。
熊本のエクステリア・お庭作りのグランクスへのお問い合わせはこちらをクリック!