朝晩がだんだんと寒くなり、秋の訪れを感じる今日この頃。庭木の葉も落ち、ちょっぴり寂しい雰囲気になり始める季節ですね。秋でも楽しめる樹木を植えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
でも、秋に花や実を楽しめるシンボルツリーはたくさんあります。「どれが良いかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、秋の庭を彩るおすすめのシンボルツリーと、その魅力を詳しく解説します!
季節の変わり目を感じさせてくれる樹木をぜひ選んでくださいね。
秋の風物詩:花が咲くシンボルツリー3選
ヒメイチゴノキ:寒い季節にも花と実の両方を楽しめる魅力
11月から12月にかけて咲くヒメイチゴノキの花は、秋の庭をカラフルに彩ってくれます。9月から10月には色とりどりの実も成熟し、食べる楽しみも。原産地は南ヨーロッパで、日本の気候でもよく育ちます。管理も簡単で、庭掃除の手間もかかりません。
エリカ:長い期間にわたって花を咲かせる美しい木
エリカの小花は、紫やピンクなど多彩な色で庭を彩るシンボルツリーです。11月から翌年の4月にかけての長い間、細い枝に花が咲き続けます。酸性の土壌を好み、冷涼な気候にも適応してくれるため、手間をかけずに長く楽しめます。
ヤツデ:日本の伝統を感じさせる縁起の良いシンボルツリー
ヤツデは、秋から冬にかけて小さな白い花を咲かせるほか、独特な形の葉が特徴的。テングのうちわの形をしていることから、縁起の良い木としても知られています。そのため、昔から玄関先などに植えられることが多かったといわれています。
実りの秋を感じる実がつくシンボルツリー3選
ナンテン:赤い実で冬の庭を彩る
真っ赤な実が特徴のナンテンは、寒さを感じる季節にも庭を明るく彩ってくれます。ただ、実は有毒なので、鑑賞用として楽しみましょう。冬でも葉を落とさないので、1年を通して楽しめます。
ビバーナム・ダヴィディ:鮮やかなコバルトブルーの実が特徴
小さくても存在感のあるビバーナムは、青い実がとても魅力的。さまざまな色の花とともに、秋の庭を彩ります。
オリーブ:実を楽しみながら、南国の雰囲気も楽しめる
オリーブの樹は、実や葉を楽しむことができるシンボルツリーです。また、オリーブオイルを作る楽しみも。オリーブは温暖な気候を好むので、温かい地域に適しています。
秋のシンボルツリーと環境の関わり
シンボルツリーを庭に植えることは、ただ美しい風景を作るだけでなく、環境保護にも役立ちます。
庭は私たちの心を癒す場所。四季折々の自然を楽しみながら、環境への配慮も忘れずに、心地良い空間を作り上げてみてくださいね!