2021年の「敬老の日」は、9月20日(月)。日頃からお世話になっているおじいちゃんおばあちゃんに、感謝の気持ちや「長生きしてね!」と元気を願う気持ちを伝える日ですね。
今年の敬老の日は、そんな想いを樹木やお花に添えみてはいかがでしょうか。
今回は、敬老の日に贈るおススメの樹木やお花について紹介します。選ぶ際のポイントについても解説しますので、祖父母孝行をしたいと思っている人は是非参考にしてくだいね。
【目次】
1.敬老の日はいつできたの?
2.敬老の日に贈るお花や木を選ぶ際の3つのポイント
3.敬老の日におすすめの樹木3選
4.敬老の日におすすめのお花3選
5.熊本で樹木をお探しなら、甲佐町のgranksへ!
敬老の日はいつできたの?
敬老の日ができた背景は、3つあると言われています。
1つ目は、昭和22年に兵庫県のとある村が9月15日に定めた「としよりの日」。この日は「お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村作りを目指す」という目的のもとに作られ、農閑期であり過ごしやすい気候でもある9月15日に定められました。
その後「としよりの日」は全国に広がり、昭和41年に「敬老の日」と改称され、国民の祝日になりました。
2つ目は、「聖徳太子が老人が過ごすのための寺院を建立した日が9月15日だった」という説に由来し、3つ目は「717年に元正天皇が“万病を癒す薬の滝”と言われる「養老の滝」を9月15日に訪れた」という説に由来します。
後者2つの説は定かではないそうですが、いずれも「お年寄りを敬い、労わる」という気持ちがあることは共通していますね。
敬老の日に贈るお花や木を選ぶ際の3つのポイント
祝日には、特定の花を贈ることが定着しています。例えば、母の日にはカーネーション、父の日には黄色いバラなど。これらの花にはそれぞれの祝日に適した花言葉がありますね。
敬老の日に贈る花を選ぶ際は以下4つのポイントに着目して選んでみてください。
1.木言葉・花言葉
木言葉・花言葉とは、それらの特質などから象徴的な意味を持たせたもの。敬老の日に贈る際は「長寿・健康・感謝・幸福」などの木言葉・花言葉を持つ花が良いでしょう。
2.色
紫色は、昔から身分の高い人が身に付ける色と言われてきました。聖徳太子が制定した「冠位十二階」においても紫色は最高位の色として位置付けられ、「高貴」な意味合いがあります。紫色の花びらをつける花を贈ることは、敬う気持ちを伝えるのにピッタリなんですね。
3.本数
日本では「4・9・13」は縁起の悪い数字と言われています。これらの本数の花や樹木の苗を贈るのは控えた方が良いでしょう。
4.こんな花はNG
病人に鉢植えを贈ると「病気が根付く」という意味合いを持たれるため、控えた方が良いでしょう。また、墓や葬式を連想させる白や黄色の菊も、贈らない方がベターです、菊を贈る際は、赤やピンクなど鮮やかなものが良いでしょう。
敬老の日におすすめの樹木3選
以上4つのポイントを考慮した上で、おすすめの樹木を3つ厳選しました。秋ならではの風情ある樹木は、お庭に調和をもたらしてくれます。おじいちゃんおばあちゃんたちの心もホット和み、しみじみと眺めてくれることでしょう。
1.イチョウ
街路樹としてもよく植えられているイチョウ。黄色の可愛らしい形の葉っぱが地面いっぱいに落ちている様子を見ると、「秋だなぁ」と感じますよね。銀杏は、焼いたり煮たりして美味しく食べることもできます。
イチョウの木言葉は、「長寿・荘厳・鎮魂」。まさに敬老の日ピッタリの樹木なんです。
2.キンモクセイ
秋を代表する樹木の一つといえば、キンモクセイですね。その芳醇な香りは穏やかな風に乗って、街や人を包み込んでくれます。懐かしさや切なさを感じさせてくれるキンモクセイの香りには、癒しの効果があると言われています。
木言葉は、「気高さ・謙遜」。敬う気持ちがより伝わりますね。
3.モミジ
紅葉も秋定番の樹木ですね。秋になると、赤ちゃんの手の平のような葉が真っ赤に色付き、したたかに空を彩ります。お庭に植えると、自宅で紅葉狩りができちゃいます。
木言葉は、「大切な思い出・調和」。おじいちゃんおばあちゃんと過ごした時間を「大切にしたい」という想いを込めることができますね。
敬老の日におすすめのお花3選
次に、おすすめの花を以下3つ厳選。お花を贈り物にするメリットは、手軽で安価な点です。自宅の好きなところに飾ることができますし、そのままドライフラワーにして楽しむこともできますね。
1.りんどう
青紫色の可憐な花びらを咲かせるりんどう。日本では古くから愛されており、清少納言の「枕草子」の中でも「華やかで素晴しい」と評されている花です。
根には薬効成分があると言われていることから、りんどうの花言葉は「病気に打ち勝つ」という意味が込められた「勝利」。健康や長寿を表す意味合いもあります。
開花期も9月なので、敬老の日に最適な花です。
2.胡蝶蘭
贈呈用の花として定番の胡蝶蘭。気高く厳かな雰囲気があり、「幸福が舞い込む」という花言葉なので、年配の人に贈るには最適な花です。
胡蝶蘭最大の特徴は、寿命の長さ。生命力が非常に強いので、丁寧に育てれば20年以上も生き続けると言われています。
このことからも、敬老の日の贈り物としてよく選ばれているんですね。
3.おもと(万年青)
おもとはもともと日本に自生していた植物で、室町時代から栽培が始まりました。季節を問わず一年中緑色をしていることから漢字で「万年草」と書き、花言葉もそれを表す「長寿・長命」。
家が永代栄えるという意味合いもあるので、引っ越し祝いにも人気の観葉植物なんです。
縁起が良く、家の空間をフレッシュな雰囲気にするおもと。敬老の日にピッタリですね。
熊本で樹木をお探しなら、甲佐町のgranksへ!
人だけでなく動物や虫をも魅了し、心を洗う花。感謝や祝福の気持ちを花に込めて贈ることは、全世界で共通している習慣です。
故人や本尊などに花を手向けるのは日本人の宗教観や死生観の表れであり、受け継がれてゆくべき心の在り方でもあるでしょう。
今回紹介した花は、フラワーショップに売っているほか、通販でも簡単に買うことができる花です。
花にメッセージカードなども添えると、より気持ちが伝わりますよ。おじいちゃんおばあちゃんも、きっと喜んでくれるでしょう。
樹木は、ホームセンターやエクステリアショップで苗などを買うことができます。
熊本で樹木をお求めの際は、常時600種以上の樹木を広大な敷地で栽培しているgranks(グランクス)にお任せください^^
今年の敬老の日は是非樹木や花を贈り、おじいちゃんおばあちゃんを喜ばせてあげてくださいね!