こんにちは!熊本のエクステリア・お庭作りのグランクスです☆
寒さが厳しい日は、ホッと温まって一息つきたいですよね。そんなときは、焚き火がおすすめ。
焚き火は、暖をとれるだけでなくリラックス効果も期待できるといわれており、実は今、空前の焚き火ブームが到来しているんですよ。
とはいえ、「庭で火を焚くなんて危ない」「どんな種類の木が薪に向いているの?」など、焚き火をしたことがない人はさまざまな疑問を抱くことでしょう。
そこで今回は、焚き火の知られざるリラックス効果や初心者でもお庭で簡単にできる焚火のやり方について紹介します!
焚き火のリラックス効果
火は、リラックス効果をもたらすことが科学的に証明されています。
テーブルのキャンドルや暖炉の火などについ見入ってしまい、ぼんやりと心地良い時間を過ごしたことがある方もいるのではないでしょうか。
焚き火には「1/f (エフぶんのいち)ゆらぎ」といい、五感を通して生き物に心地良さを伝える不思議なパワーがあるといわれているんです。
1/f ゆらぎは、自然界の至るところに溢れています。例えば、川のせせらぎや鳥のさえずり。
テレビの砂嵐「ザーッ」という音はうるさく感じるのに、雨や波の「ザーッ」という音を不快には思いませんよね?これが、1/f ゆらぎのパワーなんです。
ゆらめく炎やパチパチと薪が燃える音、そして暖かさ。焚き火には、私たちを癒してくれる「1/f ゆらぎ」がふんだんに含まれているんですね。
初心者でも簡単&安全!お庭で焚き火を楽しむポイント
ここからは、焚き火初心者でも簡単かつ安全に焚き火を楽しむ方法について伝授!ゆっくり長く薪を燃やすコツなども紹介します^^
基本道具
・焚き火台
・薪をつかむトング
・革のグローブ
・チャッカマン
・着火剤
・薪
全てホームセンターやキャンプ用品専門店で入手できますよ。
着火剤は枯れ葉や新聞紙などでも代用できますが、初心者は念のため用意しておいた方が安心です。
ちなみに、一束400円~500円の薪でだいたい2~3時間楽しむことができます。3束くらいまとめて買っておくと◎。
そして薪には、針葉樹と広葉樹の2種類があります。
・針葉樹…火が付きやすいが、すぐに燃え尽きる
・広葉樹…火が付きにくいが、長持ちする
どちらにしようか迷うかもしれませんが、初心者はあまり気にしなくても大丈夫です!
薪の組み方
では早速、薪を燃やしてみましょう!
まず、木や落ち葉から十分な距離を置き、平らな地面に焚き火台を設置します。
薪を組む順番は下から
①着火剤
②火のつきやすい細い枝や枯れ葉
③細めの薪
④太めの薪
ポイントは、空気の通り道を作ることです。
下の方に太い薪を置くと、火がつかずに消えてしまうので注意してください。
また、薪をたくさん組むと空気の循環が悪くなります。隙間をたくさん作ることを意識しましょう。
火のまわしかた
組み終わったら、着火剤に火を付けます。
細い薪に火が少しずつまわってきたら、空気を送って火を全体にまわしましょう。
火を絶やさないためには薪を追加していく必要がありますが、一気に追加すると火が消えてしまいます。
焚き火の前でのんびりと暖をとりながら、火が消える前に一本ずつ追加しましょう!
終わるときの手順
薪は、燃え尽きつきると灰になって、焚き火台の下に溜まっていきます。
全て燃え尽きてしまえばそこで終了となりますが、まだ燃え尽きていない状態で焚き火を終える際は、火が落ち着いてから火消しツボに入れ鎮火させましょう。
決してやってはいけないことは、火を一気に消そうとして水をかけること。
水蒸気や煙が発生して周囲に充満するだけでなく、急な温度変化で焚き火台が変形してしまいます!
終えるときは、燃え尽きるまで待つか、火消しツボにイン。これが鉄則です。
また、焚き火台はしっかり冷まし、ぞうきんやウェットティッシュで軽くササッと拭いて汚れを落としてください。
目立つ煤汚れは、重曹やパイプクリーナーがおすすめ。水気がある状態で保管するとサビが付いてしまうので、日に干してしっかり水気を落としてから保管してくださいね!
お庭で焚き火をするときの注意点
「庭で火を焚くのは、条例違反じゃないの?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
基本的に、自宅の庭で規模の小さな焚き火をすることは、違反とはならないのでご安心ください^^バーベキューはできちゃうんですから、焚き火もOKなんです。(ただし、賃貸の場合などは規約により禁止されていることがあります。確認をとりましょう!)
違反となるのは、廃棄物(ゴミ)を燃やすことです。
ビニール類やプラスチック類などの家庭ごみを焚き火に混ぜて燃やすと違反となるので注意しましょう!
また、身近にある都市公園での焚き火も原則として禁止されています。この辺りはそれぞれの自治体の条例で定められている場合があり、届け出や許可を要する公園もあるので、確認してください。
最後に:マナーを守ってお庭で焚き火を楽しもう
焚き火は、身近にある材料や道具で楽しめるミニレジャー。
ひとりでの焚き火は、自分と向き合う時間を過ごすことができますし、みんなで囲めば自然とコミュニケーションが生まれます^^
やり方もとっても簡単なので、初心者でもすぐに楽しむことができますよ。
ただし、安全なスペースの確保や煙が出ない工夫など、近所の迷惑にならないようマナーを守って行ってくださいね。
今年の冬は、身も心も温まる焚き火を楽しんでみませんか?
グランクスでは、焚き火用品もご用意しております!