前回の記事で一瞬「表札」について触れました。
今回は「表札」について少し掘り下げてみたいと思います。
言われてみれば、表札って当たり前?すぎてあまり掘り下げて考えてみよう、
なんて思ったこともなかった…^^;
今はデザインや素材、書体やグレードなど豊富に選択肢があって
見た目的なところは悩みどころですが、その「元」とはなんなんでしょう??
「表札」が広まった背景・歴史
お家を新築する時、リフォーム時や新接活をスタートする時
「表札」はどういう風にしようかな~と思う方も多いはず。
郵便屋さんや客人、ご友人が最初に確認するところ「表札」
その家人のイメージにもなってくるので気にかかるところではありますよね?
庶民にとっての表札は長い歴史を刻んできたわけではないようです。
表札どうこうの前に、そもそも「苗字」というものを持っていなかった。
皆が苗字を持つようになったのは、明治3年以降のことだというのです。
ビックリするくらい最近ですよね⁉
日清・日日露戦争の際、戦禍に兵士を送った家がそのことを玄関い張り紙したところから
周りも真似をしだして風習は広まっていったようです。
その後、関東大震災(大正12年)で家屋が倒壊して再建の時に誰がどこにいるのか分かるように
一気に表札が広まっていきました。
「風水」からみる表札
聞いたことがある人もいると思いますが、「気は玄関から入ります」
表札がないと「人が住んでいない家」となり「良い気」が入りにくいそうです。
表札をつけることで「運気がUP」するのだそうです。
1人暮らしや秘匿性のような観点から好まない人もいるかも知れませんが
お家を構えた時には、しっかりと「表札」を掲げましょう。
チョイスする素材は、やっぱり天然のものがいいということです。
なかでも「イチイの木」で作られたものは
御神木としての価値から、家運を上げ、エネルギーが溢れ、パワーUPするとのことです!
では、洋風の場合は?
ステンレス製であればおススメできます、良かったですね(笑)
ステンレスは「良い気だけを吸収し劣化しにくい」というのが特徴です。
とは言え、潮風や交通量が多いところには向かないようです。
他には「天然石」やタイル製も良いようです。
日本以外の国ではどうなんだろう?
外国にも「表札文化」はあるのでしょうか?
ズバリ、欧米には表札の文化はない、とのことです。
「重要個人情報」という捉え方であることと、住所表記に工夫がなされているため
間違わずに特定できるようになっているそうです。
ただし、中南米やタイといった国では、な名前に加えて身分も併記された表札が掛かっている場合も有るそうです。
たまには身近な文化について調べてみるのも新しい発見や気づきがあっていいですね。
ちょっとしたことでも調べてみると面白いかも、です^^
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