こんにちは!熊本の外構・エクステリアのgranksです☆
6月だというのに、九州は早くも梅雨明けしました。これから夏本番。毎日うだるような暑さが続きますが、庭の木々がちょっと元気をなくしているように見えることありませんか?
実は、樹木も夏バテすることがあるんです。
今回は、「真夏の樹木の手入れ方法がわからない…」という方のために、猛暑の中でも木々が健やかに育つためのポイントをご紹介します!
【樹木にも“夏バテ”がある!】
人間と同じように、植物も暑さが続くとストレスを感じて弱ってしまいます。特に、気温35℃を超える猛暑日が続く8月は、樹木にとっても過酷な時期です。
放っておくと…
・葉がしおれる
・成長が止まる
・枝枯れ・病害虫のリスクが増える
といったトラブルが起こることも。
だからこそ、猛暑中はお手入れがとても大事なんです。
【真夏の手入れ、基本の「キ」5選】
1.水やりは「朝か夕方」に
日中の炎天下で水やりをすると、地面の水が熱せられて根を痛めてしまうことがあります。水やりは朝早くか、日が落ちてからがおすすめ。
・朝6~8時
・夕方18~19時
がベストです。鉢植えは1日1~2回、地植えの樹木は週に2〜3回、たっぷり与えましょう。
2.剪定(せんてい)は軽めに
8月は樹木にとって成長のピークを過ぎる頃。剪定はできるだけ控えめにし、風通しの確保と病害虫の予防を目的に行いましょう。ポイントは
・混み合った枝や枯れた枝を落とす程度に
・強剪定(大きく切り戻す)は秋以降に
・切り口は殺菌剤でケアすると安心
3.マルチングで地温と乾燥をガード!
木の根元に敷きわらや腐葉土を敷く「マルチング」は夏の必須ケアです。その効果は…
・地面の乾燥を防ぐ
・土の温度上昇を抑える
・雑草の抑制にも!
見た目もナチュラルになり、庭の雰囲気もグッと良くなりますよ。
4.肥料は控える or 液体を少量だけ
真夏の樹木は吸収力が落ちています。そんな時に肥料をたくさん与えると、かえって負担になることも。ポイントは
・基本は「与えない」でOK
・栄養不足が心配な場合は、薄めた液体肥料を月1回程度与える
真夏の追肥は控えめが原則です!
5.病害虫のチェックも忘れずに
暑さと湿気で、カイガラムシやハダニなどの害虫が活発になります。葉の裏や枝の分かれ目など、こまめにチェックしておきましょう。対策は
・少数ならブラシでこすり落とす
・ 多い場合は園芸用の殺虫剤を使用
・ 薬剤散布は朝夕の涼しい時間に!
樹木別・夏のお手入れワンポイントアドバイス
モミジ・カエデ系
・ 直射日光で葉焼けを起こしやすい
・ 半日陰で育てる or 遮光ネットがおすすめ
サザンカ・ツバキ
・カイガラムシやチャドクガに注意!
・病害虫対策を中心に
オリーブ・シマトネリコ
・乾燥には強いが、鉢植えは要注意
・ 鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりを
アオダモ・ヤマボウシなど落葉樹
・夏の間はほぼ休眠中
・ 剪定や肥料は不要。水と風通しを大切に!
まとめ|8月の庭木は「守る手入れ」がカギ!
真夏の樹木の手入れは、「育てる」より「守る」イメージが大切です。無理にいじりすぎず、水やり・風通し・暑さ対策をしっかり行いましょう。夏の適切なケアで秋には元気に回復します。
今年の夏も、木々と一緒に涼しく穏やかに過ごしてくださいね。