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庭木の移植時期 気を付けたいこと|熊本のエクステリア・外構工事のgranks

 

家を建てたとき、リガーデンするときまたは樹木の状態が悪くなったときなど移植を考えるかと思います。

植え付けてから3年~5年も経つと木は根をしっかりと張っているため適切な時期に移植しなければ枯れてしまう可能性もあります。

まず樹木にとって移植とはとても負担がかることです。

移植をする際、しっかり張った根っこを四方切るため水や栄養を吸い上げる為の根っこがなくなってしまいます。

そこで植木やさんなどでは移植の前に根回し(根切り)といってあらかじめ根の一部を切って細根を出させ養分や水分を

吸い上げやすいようにしておきます。細根は根の中で1番養分を吸い上げる根なのです。

根回しは大きさにもよりますが移植する2週間前~1ヶ月前に切っておくのがベストです。

ですが一般の家庭で移植できる木の大きさは2m~3mほどでそれ以上になると根が深くまで張り根も頑丈になっているので

植木屋さんなどの専門家にお願いするようにしましょう。

 

そして移植といっても種類にって移植時期はそれぞれあります。

 

【常緑樹】

常緑樹の移植は霜がなくなって新芽が出る前の4月頃までがおすすめです。

常緑樹は冬でも葉があるため冬でも水を吸い上げます。なので冬に移植すると根切りした根が伸び出す春時期まで

水が吸えなくなり枯れてしまう可能性があります。

 

【落葉樹】

落葉樹の移植は葉が落葉してから翌春の新芽が出る前がおすすめです。

落葉樹は葉が落ちると休眠期に入り根の動きも緩やかになるので植え替えてもあまり根を傷めないで済みます。

 

【針葉樹】

針葉樹は寒暖に強い植物なので真夏と真冬を除けば比較的いつでも大丈夫です。

ですが真夏の8月、真冬の2月は避けた方が無難でしょう。

 

<植え付ける際に気をつけること>

●蕾や花芽が付いている時期の植え替えはやめましょう。

●移植するために掘り上げた根と土は根鉢といい根鉢が大きいと重くなり持ち上げたときに根崩れしたり、小さすぎると反対に

弱ってしまいます。木の大きさ、根の性質に合わせて根鉢の大きさを決めましょう。

(目安としては幹の太さの半径2倍以上程)

●根を切る際、スコップや手で強引にちぎってしまうと切り口が腐れやすくなってしまうので剪定ハサミなど

専用のもので切るようにしましょう。

●深植えしてしまうと植物も窒息状態になり枯れてしまう可能性もあるので植え付けるときは上部と地面の高さが同じになるようにしましょう。

 

移植は適期にしなければ根のいい元気な木も枯れてしまう可能性もあります。

これから樹木の移植をお考えの方は是非ご参考にされてみてください。

 

 

 

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