こんにちは!熊本の外構・エクステリアのgranksです。
日中はポカポカした陽気となり、すっかり春らしい気候になりましたね。お庭も色とりどりの花で賑わっていることでしょう。
この時期は、いろんな生き物たちが活動を始めます。庭に、鳥がとまったり巣を作ったりして、困っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、庭の木に鳥が棲みつかないようにするための対策やポイントを詳しくご紹介します。
なぜ鳥が庭の木に棲みつくのか?
鳥は可愛らしい生き物です。でも、放っておくと庭が汚れたり、害虫を引き寄せたりすることがあるので、適度に除けたいもの。
見つけたら追っ払ったり、市販のグッズをぶら下げたりして対策をしているのに、気付いたら集まっている…そんな方もいるかもしれません。
なぜ、鳥は庭の木に集まるのでしょうか。主な理由は・・・
・エサが豊富にあるから…木の実や虫が多いと鳥が集まりやすくなります。
・安全な場所だから…高い木や茂った葉は、外敵から身を守るのに最適です。
・巣作りに適しているから…枝が多く、安定した環境があると巣を作りやすくなります。
こうした条件が揃っていると、鳥は安心して棲みついてしまうのです。
鳥を寄せつけない基本対策
では、どうしたら鳥を除けることができるのでしょうか。基本となる対策は以下の通りです。
庭の環境を見直す
まずは鳥が好む環境を作らないことが大切です。
◆エサになるものを減らす
・果実をつける木はこまめに剪定する。
・鳥が食べる虫(毛虫やアブラムシ)を駆除する。
・餌付けをしない。
◆巣作りを防ぐ
・枝を剪定して、鳥が巣を作るスペースを減らす。
・繁殖期(春~夏前)には特に注意。
・枝に不要なヒモやネットを絡めて、巣作りしにくくするのも効果的。
物理的な対策
鳥が木にとまらないように工夫するのも有効です。
◆鳥よけテープやCDをぶら下げる
キラキラしたものは鳥が嫌がるため、木の枝に吊るすと効果的です。
◆防鳥ネットを張る
庭の木全体を覆うのは大変ですが、特に鳥がとまりやすい部分だけでもネットを張ると予防できます。
◆忌避剤を使う
市販の鳥よけスプレーやジェルを使うのもおすすめ。鳥が嫌う匂いや成分で寄せ付けません。
◆トゲトゲマットを設置する
ホームセンターなどで売られている「トゲトゲマット」を枝や幹に巻きつけると、鳥がとまるのを防げます。
鳥の種類別の対策
鳥の種類によって対策が異なることもあります。以下、都会の庭木によく集まる鳥の対策をご紹介します。
スズメ
スズメは警戒心が強い一方で、人の生活圏にも慣れている鳥。完全に除けることはなかなか難しいですが、継続かつこまめな対策で減らすことができます。CDや反射テープを吊るし、スズメが嫌う光の反射で除けましょう。
ハト
ハトは帰巣本能が強いため、一度棲み着いた場所からはなかなか離れません。そのため、しっかりした対策が必要です。とまりやすい場所にトゲトゲマットを設置し、ハト用の忌避剤を使いましょう。巣を見つけたら早めに除去してください。
カラス
カラスは非常に賢く、簡単な対策では効果が薄いことがあるので特に注意したい鳥です。ゴミをしっかり管理し、エサを与えないようにしてください。鳥よけグッズを定期的に交換し、慣れさせないようにしましょう。こまねに木を剪定し巣作りを防ぐことも大切です。
ムクドリ
ムクドリは群れで行動し、フン害や鳴き声の問題を引き起こします。騒音を嫌うため、ウィンドチャイムなどを設置するといいでしょう。夜間の光を活用して驚かせるのも効果的です。
効果的な対策のポイント
対策の効果を上げるためには、次のポイントを意識することが大切です。
ペットのエサを庭に置かない
ペットのエサを庭に置いておくと、鳥たちが食べに来ます。外でペットを飼っている場合は特に注意しましょう。
複数の対策を組み合わせる
1つの方法だけでは効果が薄れることがあります。物理的な対策+環境の見直しを併用しましょう。
定期的に対策を見直す
鳥は賢いため、対策に慣れてしまうことがあります。定期的に対策を変え、慣れさせないようにしましょう。
近隣トラブルにも注意
強い忌避剤や音を出す対策は、ご近所とのトラブルにならないよう配慮しましょう。
まとめ
庭の木に鳥が棲みつかないようにするためのポイントは
・エサや巣作りの条件をなくす
・物理的に鳥を寄せつけない工夫をする
・鳥の種類ごとに適した対策を講じる
鳥は可愛い存在ですが、庭を快適さを保つためにも今回紹介した対策を講じ、適切な距離を保ちましょう!