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シンボルツリーに最適!アオダモの魅力&ラクラクお手入れ方法

アオダモ

こんにちは!熊本の外構・エクステリア・お庭づくりアドバイザーの山口栄治です☆

3月を迎え、日中は春めいた陽気を感じる今日この頃。お庭の樹木も芽吹き始めているのではないでしょうか。

最近granksには、素敵な樹木が数本、仲間入りしました。山採りに人気のアオダモ・ヤマコウバシ、イロハモミジ、ウメモドキ、ソヨゴなどです!どれも育てやすいので、庭木に最適ですよ。

今回は、これらの中でも特に人気のアオダモについて紹介します!

アオダモとは?

アオダモ

アオダモは、日本原産の落葉高木。北海道から九州まで広く自生しており、昔から日本人に親しまれてきました。樹高は自然樹形で約10mです。「そんなに高く育つなら庭に植えられないのでは?」と思うかもしれませんが、これは山野で育った場合の最終的な高さ。毎年適切に剪定すれば、ある程度高さを抑えることができるんですよ。

また、アオダモは4〜5月に白い清楚な花を咲かせます。一つ一つの花は5~6㎜と小さいですが、木全体を覆うように咲くので、満開のときは雪をまとったような姿になりとても見応えがあります。今からの季節にぴったりの庭木ですね。

アオダモはなぜシンボルツリーとして人気?

アオダモ

アオダモはシンボルツリーとして人気の庭木。庭だけでなく、街路樹としても用いられるので、街中や公園でもよく見かけますね。人気の理由は以下のとおり。

1.どんな家にもマッチする

アオダモは、比較的樹高が高い木ですが、樹形はナチュラルに整うのでどんな空間にもなじみます。滑らかな幹肌と風にサラサラと揺れる爽やかなグリーンの葉は庭全体に癒しの雰囲気をもたらすので、ガーデンファニチャーなどのインテリアにもよく合うでしょう。

2.ガーデニング初心者でも育てやすい

アオダモは、自然樹高で約10mに達しますが、ゆっくりと成長していくので、庭木の中でも管理がしやすい樹です。適切に剪定すれば大きくなりすぎることもなく、落ち葉も少なめ。手入れがとても楽です。また、病害虫にも強いので、ガーデニング初心者にもおすすめです!

3.四季折々の表情が豊か

落葉樹であるアオダモは、四季を通してさまざまな表情を見せてくれます。冬は葉を落としますが、枝にはふっくらとした葉芽がつき、春が近づくにつれ、だんだんと大きくなっていきます。ちょうど3月の今は葉芽から新緑が吹き出すでしょう。初夏には雪がこんもりと降ったように白い花が咲き、見頃を迎えます。四季の移ろいを強く感じさせてくれる樹木なので、庭木を賑やかに彩ってくれます!

アオダモのお手入れ方法

アオダモ

ここからは、アオダモの栽培に適した環境や日頃のお手入れ、毎年行う剪定について解説します。知ればきっと、アオダモはガーデニング初心者でも育てやすい庭木であることが分かるはず!

1.アオダモに適した環境

風通しがよく、西日があまり照りつけない場所がベスト。植え付けは、腐植質に富んだ肥沃な土壌が適しています。

2.水やり

◆地植え…しっかり根づくまでは、乾いたら都度水やりを。根づいたら、ほとんどあげなくても大丈夫です。ただし、真夏で晴天が続き強く乾燥する場合は、適宜水やりをしてあげましょう。真夏の昼間に水をあげると、すぐにお湯になって株が弱ってしまうので、朝か夕方の涼しい時間帯にあげてください。

◆鉢植え…日頃からこまめに水やりを。土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで、たっぷりと与えてあげてください。茎葉のだらんとした下がりは、水を欲しがっているサインです。真夏は乾燥しやすくなるため、朝夕2回、水やりしましょう。冬は休眠し土も乾きにくくなるので、控えめに与えてください。

アオダモ

3.施肥

地植え、鉢植えともに、2月頃に緩効性の化成肥料を与えることをおすすめします。生育期を迎える前の施肥は新芽を出すエネルギーとなるため、枝葉をグングンと広げることにつながります。

4.病気対策

アオダモは、とっても丈夫な木なので、ほとんど病気は発生しません。しかし、低木の時期には褐斑病(かっぱんびょう)といって、葉を腐られる病気が発生することがあるので注意しましょう。褐斑病は5~10月に見られますが、特に梅雨の時期に多く発生します。冬になると落ち着きますが、落ち葉に菌が潜み、越冬してまた翌年の夏に出てきます。

褐斑病が見られたといは、落ち葉を全て処分しましょう。そして新芽が出る頃に気と周辺の土壌に薬剤を散布し発生を防ぎます。木が成長して大きくなると樹勢が強まり、病気になりにくくなりますよ。

5.害虫対策

アオダモは害虫もほとんど発生しませんが、まれにテッポウムシが現れることがあります。テッポウムシは、ゴマダラカミキリの幼虫ですが、成虫が幹や枝に産卵し、卵から孵った幼虫は木の内部を1〜2年にわたって食害します。

外側からは被害が見えないため、気付かないうちに徐々に樹勢が弱り、枯れてしまうことがあるので注意しましょう。周囲に木の屑が落ちていたら、幹や枝にテッポウムシがいる可能性大です。見つけ次第、侵入したと見られる穴に薬剤を注入して駆除しましょう!

6.剪定

アオダモの剪定に適した時期は、休眠中の12〜2月です。剪定の基本は、絡み合っている部分を切り取って風通しを良くする「すかし剪定」です。

木の切り株などから新たに生える芽である「ひこばえ」は、根元から切り落としましょう。木の内側に向かって伸びている「逆さ枝」や、垂直に伸びている「立ち枝」、勢いよく伸びすぎている「徒長枝」も、根元から切り落とします。

熊本のアオダモ購入は甲佐のgranksへ!

アオダモ

ナチュラルな自然樹形が魅力のアオダモは、日本の気候に合った樹木です。どんな環境や空間にもなじみやすく、病害虫にも強いので、ガーデニング初心者でも安心して育てられるでしょう。

これから芽吹きを迎えるアオダモを、ぜひシンボルツリーとして、お庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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