こんにちは!熊本のエクステリア・外構アドバイザーの山口栄治です☆
先日梅雨入りした熊本では、雨模様が続いています。お庭の手入れもはかどらない今日この頃ですが、梅雨の時期だからこそ、水やりなどには一層気を付けたいもの。
そこで今回は、今人気の庭木【ユーカリ】について、梅雨時期のお手入れで注意したいポイントを解説します。
初心者でも簡単に作れるユーカリの精油を使った虫よけスプレーのレシピも紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!
ユーカリってどんな樹?なぜ人気?
観葉植物として人気のユーカリは、ナチュラルな雰囲気で庭を明るくしてくれる、ガーデナーに人気の庭木です。原産国はオーストラリアをはじめとした南の国。コアラが好んで食べる植物としてよく知られていますね。常緑樹のため冬になっても葉を落とさず、1年中鑑賞を楽しむことができるのも魅力の一つです。
現在日本に流通しているユーカリは、次の3種類です。
◆ユーカリ・グニー
卵形の小ぶりな葉が可愛らしく、リースの材料や花束の添え葉としても人気。
◆ユーカリ・ポポラス
平たく大きなハート型をした葉で、成長すると枝がしだれて穏やかな雰囲気を漂わせてくれる。
◆レモンユーカリ
濃密なレモンの香りを漂わせ、蚊などの防虫効果も期待できる。葉は成長すると細くなる。
シンボルツリーとしても人気のユーカリですが、生命力が強いので「大きく育ちすぎるのでは」と思う人もいるかもしれません。実際にユーカリは、樹高25メートルにも育つと言われています。
しかし、高温多湿の日本では、そこまで大きく育ちません。大きく育ってもせいぜい5メートルほどといわれているので安心してください^^
梅雨時期のユーカリのお手入れで注意したいポイント
ユーカリはもともと南の国で生まれた植物なので、暑さには強いものの寒さには弱く、乾燥した気候を好みます。よって、梅雨のようなジメジメした多湿の環境には弱く、水分を含んだ粘土質の土壌や、水はけが悪い土壌には向きません。とはいえ、真夏の高温にも弱いデリケートな性質なんです;
ユーカリの栽培に適した環境は、乾燥気味で日当たりと風通しの良いところです。室内で育てるなら、日が当たる窓際やベランダがおすすめ。
梅雨の時期は土中の過湿で根腐れする恐れがあるので、水やりは控えめにしましょう。水やりの基本は、「土が乾いているときにあげる」なので、雨で土が湿っているなら水やりはしなくても大丈夫。水不足になると、葉が萎れてきますが、少し萎れている状態なら水をあげるとすぐに元気になります。
手作りのユーカリ虫よけスプレーを作ってみよう!
ユーカリは精油としても根強い人気があります。すっきりと爽やかな香りは心を落ち着かせてくれるだけでなく、抗菌や消臭、防虫の効果も期待できるんですよ。
夏のお庭仕事では、蚊などの虫に悩まされることがあります。そんなときは、手作りのユーカリの虫よけスプレーで撃退してみてはいかがでしょう。
作り方はとても簡単!用意するものは
・ユーカリの精油…10滴程度
・無水エタノール…5ml
・精製水…45ml
・スプレー容器
①:スプレー容器に無水エタノールを入れる
②:①に精油をくわえ軽く振って混ぜる
③:精製水を加え、ふたをしめてよく混ぜる
以上です^^材料はドラッグストアや100円ショップで手軽に入手できますよ。手作りの虫よけスプレーなら、子どもやペットがそばにいても安心ですね。
ユーカリの好む環境を保ち梅雨を乗り切ろう!
素朴でナチュラルな雰囲気のユーカリ。日本ではシンボルツリーとしても人気です。生命力が強い木ですが、高温多湿に弱いため、梅雨の時期は水やりに注意しましょう。
また、ユーカリ・グニーやユーカリ・ポポラスは花瓶に生けても空間によくなじみますが、ドライフラワーにするのもおすすめ。水分が抜けても色が落ちず、むしろシルバーがかって魅力が増しますよ^^
熊本でユーカリをお求めの方は、ぜひグランクスまでお問い合わせください。お客様の居住地域に適したユーカリの品種を提案します^^
熊本の気候に沿ったユーカリの育て方についてもアドバイスしますので、お気軽にお声かけくださいね!