日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが3月8日は『ミモザの日』です。
イタリアでは国際女性デーと言われ日頃の感謝を込めて男性が女性にミモザを贈る風習があるそうです。
春の早い時期から鮮やかな黄色の花はとてもきれいで日本でもお花屋さんなどの店頭に並んでいる時期でしょう。
日本ではミモザはオジギソウのことを指していましたがアカシアが日本に輸入された際、アカシアの葉がオジギソウに
似ていたことからいつの間にか「ミモザアカシア」と呼ばれるようになりました。
ひとつの木にたくさん種類があるように葉や花は似ていますがアカシアにもたくさん種類があります。
その中でも人気のあるアカシアの種類を紹介したいと思います。
【人気のあるアカシア】
■銀葉アカシア
銀葉アカシアは最も多く出回っている品種でその名の通り銀灰色で鑑賞価値の高いアカシアです。
花付きがとてもいいです。
■フサアカシア
フサアカシアは銀葉アカシアとよく似ていますが葉も花の大きいのが特徴です。
一般品種より大きくなるので公園樹などに植えられるのが多い品種です。
■ゴールデンアカシアプルプレア
プルプレアは、ギンヨウアカシアの紫葉タイプです。新芽が紫色になる品種で気温が低いほど紫色になります。
花の時期だけでなく葉だけでも十分見栄えがあります。樹高は一般品種より低めに育ちます。
■パールアカシア
パールアカシアは丸みを帯びた葉が特徴でアカシアの中では樹高が特に小さい品種です。
真珠ような白銀色からこの名がつけられ、可愛らしいユーカリの葉に似ているのも人気のひとつしょう。
耐寒性がある品種でもあります。
■アカシアブループッシュ
アカシアの中でもシルバーブルーの葉色が最も美しく枝数も多いもで花の時期ではなくても十分見応えがあるアカシアです。
■サンカクバアカシア
その名の通り三角形の葉が特徴で枝が直立するタイプで個性的なアカシアです。
常緑低木でアカシアの中では小ぶりで生長が緩やかな品種です。
【アカシアを育てる際の注意点とコツ】
■生育が早く常緑高木のため、植える際ある程度広くスペースを確保するようにしましょう。
■幹が細く枝が柔らかく折れやすいので、庭植え、鉢植えともに幹に添え木や支柱をするようにしましょう。
鉢植えの場合、下から根が出てきた場合には1、2回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。
■ミモザは乾燥気味を好むので水をやりすぎると根腐れしてしまう可能性もあるので水をやり過ぎないようにしましょう。
■マメ科の植物は基本的に移植を好まないので直根を切ると枯れることもあるので一度植えたところから移さないようにしましょう。
■剪定は花が終わった5月~6月頃にすると来年の花付きもよくなります。
ミモザアカシアは切り花にしたりドライフラワ―やリースなどいろいろな用途で使われます。
是非、いろいろなアカシアの種類をご参考にされて楽しまれてみてください。