こんにちは!熊本のエクステリア・庭作りのgranksです^^
寒さが厳しい北国や山間部では秋から冬の間、霜が降ることがあります。霜月という暦があるように、霜が降りた庭をザクザクと音を立てながら歩くのも風情がありますよね。
しかし、霜はときにお庭の植物を枯らしたり、車にダメージを与えるなどの被害をもたらすことが。
今回は効果的な霜対策について解説します。事前にしっかり対策をとり、お庭や車を霜から守りましょう!
庭や車に霜が降りるとどうなるのか
霜は、気温の低下により空気中の水分が氷の結晶となって植物や金属に付着したもの。
霜が降りると土の表面は凍った状態になるので、そのまま放置すると耐寒性の弱い植物でも、根がやられてしまいます。春先の樹木に霜が降りると、芽が枯れてしまうことも。
車においてはワイパーがフロントガラスに張り付いたまま凍結し、動かなくなってしまうことがあります。放っておくと故障することもあるので十分注意しましょう。
また、フロントガラスに降りた霜は、サラサラと落ちてゆく雪と違いガラス面に接着しているので、スクレーパーや市販の解氷スプレーで除かなけれなばなりません。熱湯で溶かすのは厳禁!ガラスが割れてしまいます。お湯で溶かすときは人肌程度のぬるま湯にしましょう。
霜が発生しやすいのはこんなとき!
霜が発生しやすい気象条件は、以下の4つ。
・気温が4℃以下
・風が弱い
・前夜が晴れている
・湿度が高い
このような場合は、翌朝霜が降りやすくなるので要注意です。
車の霜対策に有効!カーポート
車の霜対策には、カーポートがおすすめ。カーポートは、フロントガラスが凍結する原因である放射冷却を防いでくれます。
放射冷却とは、地表や大気層が熱を放射することにより気温が低下すること。
昼間、太陽の熱で暖められた地面は夜になると熱を放出します。晴れている夜は地面からの熱の放射を邪魔するものがないため。急激に気温が低下。空気中の水蒸気が一気に凍り、フロントガラスに付着するというワケ。
つまりフロントガラスの霜による凍結を防ぐには、夜の間、車の周りの気温を下げないようにすればいいんです。
カーポートを設置すれば、地面から放出された熱をカーポート内に留められるので、霜の付着を防いでくれます。
霜や日よけ、風よけには樹木も活躍!
お庭の樹木は、家や車、その他の植物を厳しい気象から守ってくれる役割があります。
霜よけ
冬でも葉が落ちない常緑樹は、冬になるとカーポートと同じ役目を担ってくれます。枝葉が大きく、車をすっぽりと覆ってくれる常緑樹は、フロントガラスの凍結を守ってくれる強い味方になるでしょう。
日よけ
暑い日に木陰に入ると、とても涼しく感じることはありませんか?それは、樹木の枝葉が日射を遮っていること、そして葉の蒸散作用によって木陰内の気温の上昇を防いでいるから。木陰には、日射の8割をカットしてくれる効果があるといわれています。
風よけ
家の敷地と道路の境界線に植える生垣(いけがき)は、目隠しや防犯としてだけでなく、防風の役割もあります。強風による飛来物から家の壁や屋根を守ってくれるんですね。特に春特有の強風や冬の北風が強い地域では、重要な役割を果たしてくるでしょう。
熊本のエクステリア・お庭作りのgranksでは、カーポートの設置工事も行っています。