だんだんと蒸し暑い季節がやってきましたね。
初夏の前にジメジメした梅雨の時期がやってきます(>_<)
雨が降ると水やりの手間が省けますし、植物にとっても雨はいいものと思われがちです。
しかし中には雨や湿気を苦手とする植物もあります。
乾燥気味な環境を好む植物はもちろん水を好む植物であっても長雨に当たり過ぎたり、水はけが悪いと
根腐れしてしまうこともあります。
また湿度が高い梅雨の時期は蒸れて病害虫が発生しやすくなります。
梅雨時期に発生する主な病害虫
●うどんこ病
多湿によって白い粉をまぶしているようなカビが発生し生育不良になります。
●灰色カビ病
風通しが悪く湿度が多いと発生しやすい病気です。
●へど病
低温、多湿時に発生しやすい病気で水分が多い環境で活発に繁殖します。
●ナメクジ
梅雨時期などの多湿を好み、日中でも活動し食害します。
梅雨前にできる対策
●密植を避ける
梅雨の時期に成長期を迎える植物は一気に葉が茂り植物に大事な光が届かず蒸れて枯れる原因になるので
密植は避けましょう。
また植え付けているのであれば剪定をし風通しをよくするとよいでしょう。
●支柱を立てておく
ひどい雨や風で土壌が緩み、十分に育っていない植物などは倒れてしまう恐れがあります。
不安定なものは支柱を立て補助してあげましょう。
●雨の当たらない場所に移動する
鉢植えの場合で動かせるものは軒下などできるだけ雨の当たらない場所に移動しましょう。
また水が溜まると根腐れしてしまうことがあるので雨の多い日には鉢皿をしないようにしましょう。
●マルチングする
マルチングとは植物の根元周りなどをシート、ウッドチップなどで覆うことです。
マルチングをすることで泥跳ねなどを防ぎ、茎や葉に病害虫がつくのを防止できます。
また保湿にもなり、乾燥を防ぐ役割もあるので梅雨が明け気温の上昇など急な気温変化による根のダメージを抑えます。
梅雨が明ければ植物の成長もグンと速くなり一気に葉も生い茂ってきます。
梅雨時期の少しの工夫でトラブルから植物を守ることができます。
引きこもりがちになる梅雨の時期ですが是非ご参考にされて、ガーデニングを楽しまれてみてください。